開催にあたり

 早稲田大学 主務

井上千聖

 慶應義塾大学 主務

山田陸斗

開催にあたりまして、ご尽力いただいた全ての皆様方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。講道館の先生方、OB・OGの皆様、協賛企業の皆様、そして日頃より温かく応援していただいております保護者の皆様、全ての方々の温かいご協力があってこそ、本年度も無事早慶戦を開催することができます。

さて、早慶対抗柔道戦は今年度で78回目を数える伝統の一戦であります。世界中の柔道家の憧れである講道館大道場にて、早慶両校の選手たちが熱き戦いを繰り広げます。本年度は19人制の勝ち抜き戦となり、より一層見ごたえのある白熱した攻防が期待されます。

早慶対抗柔道戦には他の試合とは異なる大きな特徴があります。試合は講道館柔道連盟試合審判規定にて行われ、普段の試合では見ることのできない足取りによる投げや跳び関節等、ダイナミックな技による決着を毎年数多く見ることができます。また、19人という大人数・体重無差別による大規模な勝ち抜き戦は日本で唯一であり、チーム全員がそれぞれの役割を全うし、選手一人ひとりのプライドと意地がぶつかり合う姿はまさに本大会ならではの魅力です。

本大会の開催にあたり、私たちは主務・実行委員として半年間におよぶ準備期間を重ねてまいりました。裏方として大会運営に携わる中で、一つの大会を作り上げることの難しさと同時に、本当に多くの方々の支えがあって初めて今大会を迎えられるのだということを身をもって痛感いたしました。畳の上で畳の外で、それぞれの役割を果たす全員の想いを背負い、大会の成功に向けて全力を尽くしてまいります。改めて、日頃より支えてくださる全ての方々に心より感謝申し上げます。

毎年、会場では大きな声援が飛び交い、大変盛り上がる大会となっております。
早慶戦からしばらく足が遠ざかっていた方も、まだ一度も観戦されたことがない方も、ぜひ会場に足を運んでいただき、熱戦の瞬間を一緒に楽しんでいただけますと幸いです。

結びに、早稲田大学・慶應義塾大学両校の絆が今後ますます強固かつ友好なものになること、そして本大会がスポーツの素晴らしさを伝え、柔道界全体を盛り上げる一因となることを切に願っております。