主将挨拶

両校主将挨拶

早稲田大学主将

道下新大

平素より早稲田大学柔道部を応援していただきありがとうございます。今年度の主将を務めております、スポーツ科学部4年道下新大と申します。

はじめに、第75回早慶戦が開催されるにあたりご尽力いただいた両校O B・O Gの皆様や大会関係者の皆様に部員を代表して御礼申し上げます。

今年度早稲田大学男子柔道部は、全日本学生優勝大会ベスト8、全日本学生体重別団体でベスト16という成績でした。新チーム発足時の目標には及ばなかったものの、全日本学生個人戦で優勝、入賞者が出るなど辛くも輝かしい一年だったと感じています。このような結果を得ることができた理由として、私は「挑戦」が1つのキーワードになっているのではないかと考えています。今年度の柔道部は様々な挑戦をしてきました。沖縄でのトレーニング合宿、韓国への遠征など他ではなかなかできないことを経験させていただきました。これも偏にO B・O Gの方々や関係者の皆様のご理解、ご協力があってこそのことです。心より御礼申し上げます。

そして、今年一年の総決算としてこの早慶戦が今年も開催できることはとても喜ばしく思います。両校の意地とプライドがぶつかるあの独特の雰囲気は、伝統ある早稲田柔道部ならではの体験です。このような機会を頂けたこと心より御礼申し上げます。このチームとして臨む最後の大舞台であり、早稲田柔道そしてチームの良さを遺憾無く発揮できるよう精進してまいりたいと思います。大将をそして主将を最後まで全うしチーム全体を鼓舞しながら支えていければと思っております。

末筆ながら、私の柔道人生を支えてくださったすべての方々、そして早慶戦開催にご尽力いただいたすべての方々に重ねて御礼申し上げます。
また、至らぬところが多い私を主将と認め、チームを担ってくれた部員に今一度感謝申し上げます。
このチームで良かったと心から思っています。ありがとう。
早慶戦が、柔道界を盛り上げ、早稲田柔道の益々の発展を祈願しております。

慶應義塾大学 主将

都倉 吏輝

初めまして。慶應義塾體育會柔道部主将の都倉吏輝です。

まず、本大会の開催に際しまして、ご尽力いただいた関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
本年も脈々と受け継がれてきた名誉と伝統ある早慶戦に出場できることを大変喜ばしく思います。我々塾柔道部員にとって、早慶戦とは最も特別な試合です。塾生ならだれもが出場を渇望し、一度活躍すれば何十年にもわたってその名前が語り継がれる、まさに夢の舞台と言えるでしょう。そんな早慶戦では毎年両校のプライドを賭けた大熱戦が繰り広げられ、数々のドラマが生まれます。

昨年、塾柔道部史上初の四連覇を懸けて戦った早慶戦では八人残しでの大敗を喫しました。
その悔しさを忘れぬよう、今年度は「奪還」をスローガンに掲げ、稽古に励んできました。この1年間、昨年の悔しさを胸に部員全員で試行錯誤しながら体力と技術を磨きあげてきました。今年度は決して大柄なチームではありませんが、粘り強さと大胆さを兼ね備えているチームです。各人が己の持てる強みを存分に発揮し、全員柔道で勝利を引き寄せます。
対する早稲田は例年以上に強力な選手が揃っており、非常に層が厚く、完成度の高いチームです。今年も一瞬たりとも気の抜けない厳しい戦いになることが予想されます。

今年は4年ぶりに挑戦者として、講道館の畳にあがります。今年度最大の目標であり、集大成でもあるこの早慶戦で、挑戦者らしい、闘志あふれる戦いで必ず優勝杯奪還を達成します。

最後になりますが、男子第75回・女子第3回早慶戦開催にあたり、ご尽力いただいた全ての方々に厚く御礼申し上げます。今後も末長くこの名誉と伝統ある早慶戦と両校の素晴らしい関係が受け継がれていくことを祈念しております。
伝統あるこの早慶戦で戦えることへの誇りと応援してくださる全ての方々への感謝を胸に、部員全員で全てを懸けて挑みます。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。